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MGD(マイボーム腺
機能不全)とは?
ドライアイに悩む方の多くが「MGD(マイボーム腺機能不全)」だとご存じでしたか? この病気の理解が、症状の改善や予防のために重要な「鍵」になります。
MGD(マイボーム腺機能不全)とは?
ドライアイの症状を引き起こす「MGD」はまぶたの病気
上下まぶたの裏側には「マイボーム腺」という脂を分泌する器官があります。
この脂は涙の水分の蒸発を防ぐ働きがあるため、マイボーム腺がうまく働かなくなると脂が足りなくなって、涙が蒸発しやすくなります。
これを「MGD(マイボーム腺機能不全)」といい、ドライアイを引き起こす大きな原因となっています。
マイボーム腺の脂の出口はまぶたのまつ毛の生え際より少し内側に点在しており、MGDの多くは何らかの原因でこの出口が詰まるかマイボーム腺が委縮することによって起こります。
症状の軽い方から重い方までさまざまで、ドライアイの症状と似ている部分もあり見逃されていることも多いのです。
MGDの症状
涙の脂が不足するMGDの症状となりやすい人とは?
MGDは涙が蒸発しやすくなるタイプのドライアイを引き起こし、目が疲れる、目がゴロゴロする、目が乾く、目が痛いなどの症状が出やすくなります。
また、一見、ドライアイとは逆のように思えますが、涙がでやすい(涙目、流涙感)といった症状が現れることもあります。
MGDは加齢にともなって生じやすい病気ですが、魚より肉が好きな人、メタボリックシンドロームかその疑いのある人、タバコを吸う人、コンタクトレンズをしている人、アイメイクをする人に起こりやすいとされていますので、注意が必要です。